JPRな人

土居 百合デジタルロジスティクス事業開発部 DL営業グループ 主補

多様な現場経験が、
物流の「次」を創る力になる。
2018年に入社。新卒で入社し、営業をサポートする営業推進グループに約1年半所属。その後、大阪営業所、東京の流通営業部を経て、2024年に「Logiarx(ロジアークス)」をはじめデジタルサービスを営業する現部署へ着任。
※2025年11月の編集当時の情報をそのまま掲載しています。

仕事で最も印象に残っているエピソードは?

JPRのパレット伝票を電子伝票に移行していた時期ですね。電子伝票に対応する新しいシステム「X-DD(クロスディーディー)」をお客さまに利用していただくため、導入説明に奔走していました。
お客さまの現場は実にさまざまです。一つのシステムを導入することで、現場の運用がガラリと変わってしまうこともあり、それぞれのお客さまの事情を理解する必要があります。
何度もお客さまの現場へ足を運び、お客さまの課題を一緒に考え、説明を繰り返すうちに、「土居さんがそこまで言うなら、やってみようか」と導入してくださった時は、とても嬉しかったです。無事にスタートできた時の達成感は格別でした。
この取り組みは長期間で、私は大阪営業所と流通営業部と2部署にわたって約3年ほど関わっていました。大阪ではメーカー(発側)を担当し、流通営業部では卸・小売(着側)の担当でしたので、一つのプロジェクトが進行していくなかで、サプライチェーンの上流と下流の両方のお客さまを担当したことになります。JPRでもなかなか珍しい経験だったと思います。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

社会人1年目から「自分に与えられた仕事には、責任感を持ってあたる」ということは意識していたのですが、経験を重ねてきた今「チームを活性化させる」ということも自分に与えられた仕事の一つだと考えています。
どんな仕事でも一人で出来ることは限られますし、課題に直面してどうしていいか分からないと悩んでしまう時もあります。そんな時に助けてくれたり、あと一歩踏み出せない私の背中を押してくれるのはJPRの仲間たちです。
お客さまとの関係性も然りで、何度も足を運ぶうちに、お客さまが自ら現場を案内してくださり、一緒に解決策を考えるきっかけを与えていただいたこともありました。
社内外を問わず関係性を深めることで物事が円滑に進んでいくことを実感しています。
最近は特に、部署の仲間と協力し合うことを意識して働いています。自身の案件に対する課題や悩みを一人で抱え込まず、積極的にグループ内に発信するようにしています。
そうすることで、周りの仲間も発言しやすくなり、結果的にチーム全体でより良いサービスを提供できるようになると信じています。

JPRへの入社動機を教えてください。

学生時代にドラッグストアでアルバイトをしていて、急に商品が売れて欠品したり、逆に在庫が余ったりするのを目の当たりにしていました。当時はパレットも物流も全く知らなかったのですが、たまたまJPRの説明会で「パレットのレンタルは、急な需要変動や季節変動にも対応でき、社会のインフラを支えている」という話を聞いて、「物流」や「パレット」に興味を持ちました。それにJPRはさまざまな業務を経験ができることにも魅力を感じました。
入社後、営業をサポートする部門で社会人やパレットの基礎を学び、大阪営業所で「発側」、流通営業部で「着側」の営業を経験できたことで、物流全体の流れを深く理解できました。今、デジタルサービスの営業になっても、この経験はすごく役立っています。あの時惹かれた「物流」「パレット」にどっぷりハマっています(笑)。