ホーユー株式会社さま

メーカーにも着荷主としての責任。
telesa-reserveの導入で、待機削減と業務平準化を実現。

左から:
株式会社TSUNAGUTE 営業担当 伊田
ホーユー株式会社 物流部 八尋氏、畑中氏、中川氏、塩屋氏

ホーユーさまは、「いつまでも、美しく、健康な髪でありたい」という人々の思いに応えるヘアカラー業界のリーディングカンパニーです。
改正物流効率化法の施行を受け、メーカーでは発荷主としての対応が注目されがちですが、ホーユーさまは発荷主としてはもちろん、着荷主としての立場からも、納品トラックの集中による待機の解消に取り組んでいます。JPRグループの株式会社TSUNAGUTEが提供するバース予約システム「telesa-reserve(テレサリザーブ)」のホーユーさまでの活用について、生産本部 物流部の皆さまに伺いました。

※2026年5月取材当時の情報をそのまま掲載しています
※掲載されている会社名、商品名等は、各社の登録商標または商標です

<ポイント>

  • ホーユー株式会社さまによるtelesa-reserveの導入事例
  • メーカーでありながら、着荷主(第二種荷主)としての視点から課題に対応
  • 早朝に集中していた納品車両が分散し、最大3~4時間生じていた待機を解消した
  • 改正物流効率化法への対応とともに、自社の業務の平準化にも成功
今後もドライバー様の負担軽減や荷受け業務の平準化を進めていきます(八尋氏)

メーカーは着荷主でもある。原材料を納入するトラックの待機の削減に挑む。

JPR従来はどのような問題を抱えていたのでしょうか。

ホーユーさま工場でトラックの待機が発生していました。
当社の工場にはヘアカラーをはじめとした製品の原材料がトラックで運ばれてきます。この納品車両のトラックの待機が、特に朝一番の時間帯、荷降ろしの作業を開始する前に発生していました。
改正物流効率化法では、発荷主と着荷主、どちらにも取り組みが求められるなかで、メーカーではどちらかといえば発荷主の立場に目が行きがちですが、当社では着荷主としての課題があったのです。

原材料のサプライヤーさまでは、前日のうちにトラックへの積み込みを終えている場合も多く、なるべく翌朝の早い時間に納品を完了したい、そのため、入庫作業の開始時刻の何時間も前から待機しているトラックもありました。
ドライバーの負担軽減も図らなければなりませんし、待機の列が工場の敷地外で生じてしまいますと、近隣へのご迷惑になります。ですから、過度にトラックが集中する時間帯がある状況を解消したかったのです。そこに、改正物流効率化法の施行スケジュールが重なってきました。

JPRtelesa-reserve採用の決め手は何でしたか?

ホーユーさま当社の場合、元々荷役作業は、ドライバー任せではなく当社側で対応する体制になっていましたので、「早いもの順」の受付を、予約時間をめがけて到着していただくかたちに変えるバース予約システムの導入の検討に入りました。
telesa-reserveの採用にあたっては、導入コストが低廉であることが判断材料の1つ。デジタル化という目的が実現できる機能とシンプルな操作性、そして導入コスト。このバランスが採用の理由です。

早朝に起きていた3~4時間の"待機"を解消、荷受け現場にも効果

telesa-reserveで予約状況を確認する

JPRtelesa-reserve導入後にどのような効果がありましたか?

ホーユーさま手書きで受付し、受付順に荷降ろしをする従来の運用から、時間枠ごとに事前にシステムで予約を取っていただく運用になったことで、先着順ゆえに早朝に最大3~4時間程度生じていた待機がなくなりました。早朝の時間帯への集中が解消したことで構内の駐車スペースの混雑や、誘導業務も減り社内からも評価する声が上がっています。
また、かつては荷受け作業の開始が前倒しされる傾向にあったのですが、導入後はスケジュールに沿って業務が行えるように改善されました。
トラックドライバーの負担軽減に加えて、入庫業務が平準化されたことによる荷受側の効果も大きいと感じますね。

トラックの入場、退出が同時刻に集中する課題が解消した

JPR導入にあたって工夫したことはありますか?

ホーユーさまオンライン説明会を2回実施し事前の周知や説明を丁寧に行いました。
主な対象は、サプライヤーさまから輸送を受託している物流事業者の配車のご担当者。また、実際にシステムを利用する方は、元請の会社のほかに実運送会社がいますから、1社1名というように限定せずに幅広く参加を募りました。
事前の周知を丁寧に行ったことがスムーズな導入につながったと思います。初めて予約する際に必要な登録操作の詳細確認など、準備からTSUNAGUTEサポートしてもらい、助かりました。

JPR導入後の運用のコツがあれば教えてください。これからバース予約導入をはじめる企業にとって参考になると思いお伺いしたいです。

ホーユーさまシステムと現場のオペレーションやルールの連携をとることでしょうか。
例えば、予約なしで来訪したトラックがあったとしますよね。そのときたまたま時間枠に空きがあったので、荷降ろしを対応する。するとそれが予約なしでもOKなんだという間違った解釈につながってしまう可能性があります。次回も予約なしで来てしまう。放っておくと予約ルールの形骸化につながりかねません。
臨機応変さと、定型化による効率性。実務面ではこういった具体的なことに目を配るとよいのではないでしょうか。

JPR今後どのような取り組みを進めていきますか。

ホーユーさまバース予約を開始して、予約・受付管理がデジタル化されました。今後は法令に基づく記録の作成に役立てることに加えて、実績分析や、積み荷の情報の活用によって、限られた荷受け時間をより有効に使いながら、ドライバーの負担軽減や荷受け業務の平準化を進めていきたいですね。

JPR貴重なお話をありがとうございました。

関連リンク

新機能(オプション)「実績データレポート機能」のご紹介

telesa-reserveに蓄積された実績をグラフで自動で可視化し、ダッシュボードでご確認できるようになります。荷待ち・荷役時間の把握や報告業務を効率化でき、新たな改善取り組みに役立てることができます。