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TranOpt搭載の共同輸送マッチング技術を学会(RAMP 2022)で発表

ニュースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

2022年10月6日(木)・7日(金)に開催された第34回RAMP数理最適化シンポジウムにおいて、JPRの共同輸送マッチングサービス"TranOpt"にコアエンジンとして搭載されたマッチング技術について講演しました。

オペレーションズ・リサーチ、略してOR(オー・アール)という学問があるのをご存じでしょうか。
何かしらの意思決定が求められる場面で、「どうするのがベストか?」を科学的に解決する学問です。そのなかでも、現実の問題を数式で表現し、最も効率的な解(費用の最小化、利益の最大化など)を得る手法を「数理最適化」といいます。
これは人工知能(AI)の要素技術の一つです。

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この度、2022年10月6日(木)・7日(金)に秋田拠点センターALVE(秋田県秋田市)にて開催された、 日本オペレーションズ・リサーチ学会(※1) 第34回RAMP数理最適化シンポジウム(※2)において、JPRの取り組みをご紹介する機会を頂くことができました。
このシンポジウムは、日本オペレーションズ・リサーチ学会 数理計画研究部会(RAMP(※3))が主催し、数理最適化の理論と応用に関する最先端の成果を情報交換する場として、年に一度開催されるものです。すべてのセッションが招待講演のみで構成されます。
今回、JPRの共同輸送マッチングサービス"TranOpt"のコアエンジンの開発を担った4名が連名で講演をおこないました。シンポジウムに参加された約140名の数理最適化の専門家に向けて、TranOptのコア技術である、データベースの中から協力効果が高い輸送ルートの組み合せを瞬時に列挙する共同輸送マッチング技術について解説しました。

■セッション 『OR技術活用の最先端』
■講演題目 「ORで支援:物流業界が直面する競争から共創への転換」
■講演者(連名) 吉良知文(群馬大学)
寺島伸男(日本パレットレンタル株式会社)
渡邉安彦(日本パレットレンタル株式会社)
山本広高(株式会社 THINCESS)

JPRは2021年度より日本オペレーションズ・リサーチ学会の賛助会員にも登録しています。物流ネットワークのさらなる効率化を実現させるために、今後も学会での成果発表や情報収集にも力を入れてまいります。

※1)公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会

※2)第34回RAMP数理最適化シンポジウム(RAMP 2022)

※3)公益社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会 数理計画研究部会(RAMP)
   RAMP:Research Association of Mathematical Programming
  

・参考:群馬大学と、協力効果が高い輸送ルートの組み合せを高速に列挙する共同輸送マッチング技術を開発(2021/10/21)

・参考:共同輸送マッチングサービス「TranOpt」紹介ページ

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