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株式会社資生堂 様

メイド・イン・ジャパンの商品を世界のお客さまへ
クロスボーダーマーケティングを支える物流

※2020年3月掲載当時の情報をそのまま掲載しています
※記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です

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日本発のグローバルビューティーカンパニーとして、約120の国と地域で事業を展開している株式会社資生堂。中国やアジア地域ではメイド・イン・ジャパンのスキンケア商品が人気を博している。株式会社資生堂ロジスティクス部マネージャー、奥田真之さんに海外向けの物流についてうかがった。

株式会社資生堂 ロジスティクス部
マネージャー 奥田 真之さま

中国・アジアで人気のスキンケア商品

株式会社資生堂は1872年の設立以来、化粧品を中心に食や芸術などさまざまな分野で生活者に美を提案している。国内では、訪日外国人の増加にともない、インバウンド需要が拡大を続けている。これまでは日本のお土産として化粧品が購入されていたが、最近では日本でカウンセリングを受けて購入した化粧品を帰国後、現地でもリピート購入するケースが急増、メイド・イン・ジャパンの商品がより身近なものになった。株式会社資生堂では、アジア全域を一つの市場と捉えたクロスボーダーマーケティングを強化することで、ブランド力を高め、海外のリピーターを増やしている。また空港免税店でのプロモーションにも力を入れ、トラベルリテールの売り上げも2桁成長となり、現在では、日本、アジアでの化粧品年間売上高ナンバー1に。中長期戦略「VISION 2020」で掲げた売上高1兆円超の目標を2017年に3年前倒しで達成、2018年には営業利益1,000億円を2年前倒しで達成した。中国やアジア地域ではプレステージブランドとともにプレミアム・ライフスタイルブランドの「エリクシール」「アネッサ」「専科」の人気が高いという。株式会社資生堂が得意とする研究開発力によって生まれたスキンケア商品は、海外の人たちから品質の高いメイド・イン・ジャパンの商品として大きな信頼を得ている。

メイド・イン・ジャパンの商品が国内外から注目されている

輸出量の急激な増加に対応

売り上げ増にともない、国内向け・海外向けのいずれも物流量が大幅に増加している。国内での物流はもちろんのこと、日本で製造した商品を中国・アジアへ輸出する際にもJPRのレンタルパレットが活用されている。ロジスティクス部マネージャーとして活躍する奥田真之さんは「メイド・イン・ジャパンの商品が注目され、国内で製造した商品の輸出量が増えています。それをどうスムーズに運ぶかという課題があり、そこにやりがいを感じています」という。奥田さんは物流会社から、2018年に株式会社資生堂に転職した物流のプロフェッショナル。「どんなに文明が発達しても物は絶対になくなりません。物を流通させるためには必ず物流が発生します」。奥田さんは、そこに魅力や将来性を感じ、物流の仕事を選んだという。

需要にあわせて調整できるレンタルパレット

「当社の輸出はここ数年、急激に伸びています。それをオーダーどおりに届けることが重要です。需要の変動にあわせて、JPRさんからはパレットを1枚単位で提供いただいていますが、自社ではできないことなので、とても助かっています」と奥田さん。ワンウェイでメンテナンスや補修が必要ないこともレンタルならではのメリットだといえる。「化粧品はお客さまからの品質への期待が高いので、輸送にも気を使います」。化粧品という特性から輸出先の国ごとのルールに従った表記や梱包、さらに提出書類なども国内とは違う対応が求められる。形状や大きさの異なる商品を運ぶための梱包、輸送の効率化、環境負荷低減への取り組みも行っている。

物流キャパシティを確保する

奥田さんは「近年は特に物流クライシスと言われていますが、ドライバー不足や物流費の上昇など、日本の物流の世界はさまざまな課題を抱えています。今までは物を届けることが普通にできていましたが、今はその普通が難しくなっています」という。そのような状況の中で、商品を確実に届けるためには、物流のキャパシティを確保することが一番重要だという。「作業員の人数や能力、輸出ではコンテナやそのスペース、パレットなどの物流容器が確保できないと物が運べません。JPRさんにも常日頃からレンタルパレットのキャパシティ確保をお願いしています」

WEB物流機器在庫管理システム「epal」

2019年8月からは、レンタルパレットの在庫管理のためにクラウド型の物流機器在庫管理システム「epal」(イーパル)を導入。「パレットの在庫管理も大切です。今までは紙伝票のみで管理していましたが、管理するパレットの数量が増えてきたのでJPRさんから「epal」をご提案いただき、すぐに採用しました」。「epal」は元々、国内向け物流で使われているレンタルパレットの管理に活用されている。パレットは、輸送に使われることから帳簿上の枚数と実在庫が合わなくなるケースが発生してしまうことがある。この差異は、ひとつずつ調べていかなければならず、かなりの時間と労力がかかっていたが、パレットの移動データをリアルタイムに管理できる「epal」を導入したことで業務が効率化した。さらに日本側から各国のスタッフへも数字を示しての指摘がしやすくなり、問題を早期に解決できるようになった。文化や考え方も違う海外とのやり取りでは、Web上で情報を見える化し、共有することでコミュニケーションがとりやすくなったことも大きなメリットだという。

茨木市に新物流拠点を建設

株式会社資生堂では、メイド・イン・ジャパンの高品質な商品づくりや安定的な生産体制のために国内6工場体制を計画している。2019年12月にはスキンケアの生産拠点として栃木県に那須工場が本格稼働した。また2020年には大阪府茨木市に新たなサプライチェーン拠点として工場併設の物流拠点を設立し、2022年には福岡県久留米市に新工場を稼働する予定になっている。「物流では、国内で生産したメイド・イン・ジャパンの商品を国内外のお客さまのニーズにあわせて的確にお届けできるようにキャパシティの増強と基盤づくりの準備を進めています」と奥田さん。

物流パートナーとして

最後に奥田さんにJPRへの期待をうかがうと「JPRさんのレンタルパレットがないと物が運べなくなってしまいますので、これからもぜひ当社の需要に応えていただきたい」。さらに「今後も輸出が伸びていくと思いますので、物流パートナーとしてグローバルの視野からのご提案にも期待したいですね」

パレットへの積載状況

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