物流基礎知識

プールパレット

JIS規格に基づき作成

大きさ、形式、種類および記号

パレットの大きさ、形式、種類および記号は、表1のとおりとする。

表1 パレットの大きさ、形式、種類および記号

大きさ(長さ×幅×高さ)mm 形式 種類 記号
1100×1100×144 両面使用形二方差し 木製A形 T11W-A
木製B形 T11W-B
プラスチック製 T11P

最大積載質量

パレットの最大積載質量は、1tとする。

強度

パレットの強度は、JIS Z 0602によって試験を行い表2のとおりとする。

表2 強度基準値

項目 基準値
木製 プラスチック製
圧縮強度 ひずみ量 mm 2.0以下 4.0以下
曲げ強度 たわみ率 % 1.25以下 1.5以下
残留たわみ率 % 0.5以下 0.5以下
下面デッキボード強度 たわみ率 % 1.0以下 2.5以下
落下強度 対角線の長さの変化率 % 3.0以下 1.0以下

寸法

■木製プールパレットの各部の寸法、差込口の高さおよび寸法許容差は、次による。
a)各部の寸法
パレットの各部の寸法は、図2による。

図2 木製プールパレット両面使用形二方差しA形

木製プールパレット両面使用形二方差しA形

図2 木製プールパレット両面使用形二方差しB形

木製プールパレット両面使用形二方差しB形

b)差込口の高さ
パレットの差込口の高さは、100±1mmとする。

c)寸法許容差
製作時のパレットの寸法許容差は、長さ+1/-2mm、幅および高さは±2mmとし、各部材の寸法許容差は、表3のとおりとする。

表3 各部材の寸法許容差

項目 許容差
デッキボード 長さ mm +1/-2
幅 mm +2/-3
厚み mm ±1
けた 長さ mm +1/-2
幅 mm ±2
厚み mm +1/-2

d)両対角線の長さの差
パレットの両対角線の長さの差は、長い方の対角線に対し8mm以下とする。

■プラスチック製プールパレットの各部の寸法、差込口の高さおよび寸法形容差は、次による。
a)各部の寸法
パレットの各部の寸法は、図4 による。

図4 プラスチック製プールパレット両面使用形二方差し

プラスチック製プールパレット両面使用形二方差し

b)差込口の高さ
パレットの差込口の高さは、74mm以上とする。

c)寸法許容差
製作時のパレットの寸法許容差は、長さおよび幅は±3mmとし、高さは±2mmとする。

材料

木製プールパレット
パレットに使用する樹種は、次のもの又はこれらと同等以上の強度をもつものを使用する。あかまつ、くろまつ、ダグラスファー、からまつ、つがぶな、クルイン、カプール、タウン、カロフィラム

プラスチック製プールパレット
プラスチック製プールパレットに使用するプラスチックの素材は、再生資源として利用できるもので、ポリエチレン、ポリプロピレンおよび不飽和ポリエステルか又はこれらと同等以上の品質をもつものとする。