物流基礎知識

材質から見たパレットの種類

木製パレット

現在、世界を通じて最も普遍的に使用されています。反面わが国では年々木材不足と価格不安定の傾向にあるので問題を残しています。利点として一般的に価格が安く、比較的軽くて積荷がすべらない、補修が簡単であることがあげられます。

プラスチック製パレット

着色が自由で、積荷を傷めることも少なく、耐水性、衛生的という点で優れています。形も自在で軽量という長所もありますので、使い道によっては大いに利用価値があるといえます。メーカーの進出も盛んで、世界で最もその開発が進んでいます。

鋼製パレット

木製に代わるものとして最近その需要は高まりつつあります。強度の点、耐久性、造形の自在性などで.木製その他のものに比べて優れていますが、欠点として 比較的価格が高いこと、一般的に重量が重くなる点があります。また破損は少ないが補修が容易でなく、ものによってはすべり易い点、これらを考慮すれば利用 するものによっては多大なメリットが生まれます。

アルミ製パレット

耐食性アルミ合金製パレットは、軽量で、加工性にも富んでいますが、高価すぎることが難といえます。

合板製パレット

種々の処理加工を施すことにより、難易性、防腐性、防虫性が付与されます。またデッキボードを1枚板とすることができますので積荷の損傷を防ぎ、その他接 着工法ができること、含水率を30%以下に規制し、外観も比較的美しくできる利点もありますが、概して価格の高いことが難点といえます。

紙製パレット

使い捨てパレットとして、段ボールパレットがいろいろ工夫されています。使い捨てとなると多少価格の点で、また、強度の点でも問題を残してはいますが、省資源として考えるとなると、今後の研究・開発が大いに望まれる分野です。

シートパレット

主として、プッシュプル装置付きフォークリフトトラックによって荷役されるシート状のパレットで、紙製(ファイバーボード含む)・樹脂製があります。シー トパレットは米国で発達普及し、日本では主に農産物および輸出用に使用されています。なお、欧米ではスリップシートと呼ばれています。