物流基礎知識

UHF帯

UHF帯とは、RFIDで使用される周波数帯の一つで、860〜960MHzの周波数帯です。
日本国内では、当初、952〜958MHzがRFID用に振り分けられていましたが、総務省の指針により、2012年に当該帯域は携帯電話事業者へ割り当てられ、RFID関連には905〜915MHzに移ることとなりました。
UHF帯の最大の特徴は、通信距離が最大で約10mと長いことです。
UHF帯の電波は、物体の裏面を回り込みやすい性質があるため、物流機器の裏側など、リーダ/ライタのアンテナから隠れて見えない場所にRFタグが貼付されている場合でも読み取ることが可能です。
また、無線なので、複数のRFタグのデータを一括で読み取れるという特徴もあります。
JPRレンタルパレット・PT-11型に貼付されているRFタグもこのUHF帯を利用しています。

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