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物流基礎知識編

英数字

3PL(Third Party Logistics)/スリーピーエル(サードパーティロジスティクス)

3PLとは、荷主企業でも物流事業者でもない第三者が荷主のロジスティクスを代行するサービスです。倉庫、車両などの施設・設備がなくても事業化できる運営ノウハウをもとに、情報システムおよび業務改革の提案を中心に長期的な管理目標を定め、達成した改善利益の配分を受けるものですが、物流事業者が荷主企業のアウトソーシングニーズに広範に対応して一括受注するケースも含まれます。
出典元:JIS Z0111:1003より引用

ABC分析

ABC分析とは、多くの在庫品目を取り扱うとき、それを品目の取り扱い金額、または量の大きい順に並べて、A、B、Cの3種類に区分し、管理の重点を決めるのに用いる分析のことです。
備考1. ABC分析を用いた管理の仕方をABC管理といい、横軸に金額・量の大きい順に品目を、縦軸に累積の金額・量(またはその割合)を示した曲線をABC曲線といいます。
備考2. 品目の代わりに欠点や不良項目をとった重点管理の分析法をパレート分析といいます。
備考3. ABC曲線の例
出典元:JIS Z8141:7302より引用

ASN(Advanced Shipping Notice)/エーエスエヌ(アドバンスド シッピング ノーティス)

ASNとは、事前出荷情報を指します。ASNには「入庫予定日」・「発注番号」・「商品コード」・「入庫数量」などのほか、場合によっては「製造ロット番号」や「賞味期限」などの項目も通知されます。物流センターでは、商品が到着する前に入庫情報を知ることができるため、その商品を在庫として捉え、在庫引きあてを行うこともできます。

RTI(Returnable Transport Item:リターナブル輸送器材)/アールティーアイ(リターナブル トランスポート アイテム)

RTIとは、製品または製品包装の輸送、荷扱いおよび流通のためのあらゆる製品であり、再利用するために返却されるものをいいます。リターナブル輸送器材ともいいます。
出典元:JIS Z0664:4.3より引用

SCM(Supply Chain Management)/エスシーエム(サプライ チェーン マネジメント)

SCMとは、資材供給から生産、流通、販売に至る物またはサービスの供給連鎖をネットワークで結び、販売情報、需要情報などを部門間または企業間でリアルタイムに共有することによって、経営業務全体のスピードおよび効率を高めながら顧客満足を実現する経営コンセプトです。
備考:SCMの目標は、キャッシュフローマネジメントを実現するとともに、最新の情報技術および制約理論、APSというサプライチェーン計画などの管理技術にもとづき、市場の変化に対してサプライチェーン全体を俊敏に対応させ、ダイナミックな環境のもとで部門間や企業間における業務の全体最適化をはかることです。
出典元:JIS Z8141:2309より引用

TC(Transfer Center:通過形流通センター)/ティーシー(トランスファー センター)

TCとは、積み替えまたは仮置きするための通過形施設のことです。
出典元:JIS Z0651:表3より引用

あ行

一貫パレチゼーション

一貫パレチゼーションとは、発地から着地まで一貫して同一のパレットに貨物を積載したまま物流を行うことをいいます。また、物品または包装貨物をパレットに積み、パレット単位で物流を行うことを、パレチゼーションといいます。パレットによるユニットロードで荷役を機械化し、物流の効率化をはかる手段です。
出典元:JIS Z0111:1012より引用

エコシップマーク

エコシップマークとは、地球環境にやさしい海上貨物輸送を一定以上利用している荷主、物流事業者が使用でき、環境にやさしい企業としての証となるマークです。

エコレールマーク

エコレールマークとは、CO2排出量の少ない鉄道貨物輸送を活用し、地球環境問題に対して積極的に取り組んでいることが認められた企業または商品に与えられるマークです。国土交通省が導入し、公益社団法人鉄道貨物協会が運営しています。500km以上の陸上貨物輸送のうち、一定以上鉄道を利用していることが認定の基準となります。JPRは、エコレールマークの認定を受けた商品またはエコレールマーク認定企業の商品の輸送にかかわっており、かつ、所定の条件を満たしている企業ということで「エコレールマーク協賛企業」として認定されています。

か行

共同物流(共配、共同配送)

共同物流(共配、共同配送)とは、複数の企業が、物流業務の効率化、顧客サービスの向上、交通混雑の緩和、環境負荷の軽減などのために、物流機能を共同化することです。
参考:関連用語として、共同受発注、共同輸送、共同保管、共同物流センター、共同配送、一括納品などが用いられます。
出典元:JIS Z0111:1004より引用

混載

混載とは、一つのパレットなどに複数の属性を持つ、荷を積付けた状態をいいます。
出典元:JIS B8941:5004より引用

コンテナリゼーション

コンテナリゼーションとは、物資をコンテナに積んでユニット化し、荷役機械によってトラック、船舶、鉄道車両、航空機などへの積み込み、取卸しを行い、物流の効率化をはかる手段をいいます。
出典元:JIS Z0111:1022より引用

さ行

エスシーエム(サプライ チェーン マネジメント)/SCM(Supply Chain Management)

エスシーエムとは、資材供給から生産、流通、販売に至る物またはサービスの供給連鎖をネットワークで結び、販売情報、需要情報などを部門間または企業間でリアルタイムに共有することによって、経営業務全体のスピードおよび効率を高めながら顧客満足を実現する経営コンセプトです。
備考:SCMの目標は、キャッシュフローマネジメントを実現するとともに、最新の情報技術および制約理論、APSというサプライチェーン計画などの管理技術にもとづき、市場の変化に対してサプライチェーン全体を俊敏に対応させ、ダイナミックな環境のもとで部門間や企業間における業務の全体最適化をはかることです。
出典元:JIS Z8141:2309より引用

需要予測

需要予測とは、財貨またはサービスの需要量の予測のことをいいます。需要予測の方法には選好度調査、時系列分析法、計量模型法などがあります。
出典元:JIS Z8121:A26より引用

た行

棚卸し

棚卸しとは、現品の在庫高とその流動状態を知るために、在庫品の所在と数量を調査することをいいます。
備考1.棚卸しの実施方法には、一斉棚卸し法、定時棚卸し法、常時棚卸し法などがあります。
備考2.在庫品をその活動性によって死蔵在庫、眠り在庫、活動在庫、過剰在庫に分け、それぞれ適否を検討します。
出典元:JIS Z8141:7404より引用

トレーサビリティ

トレーサビリティとは、調達、生産、販売、消費、廃棄の各物流過程で、物資とその情報の追跡および遡及ができることをいいます。
出典元:JIS Z0111:7007より引用

は行

パレチゼーション

パレチゼーションとは、物品または包装貨物をパレットに積み、パレット単位で物流を行うことです。パレットによるユニットロードで荷役を機械化し、物流の効率化をはかる手段です。また、発地から着地まで一貫して同一のパレットに貨物を積載したまま物流を行うことを、一貫パレチゼーションといいます。
出典元:JIS Z0111:1012より引用

パレットプールシステム

パレットプールシステムとは、構造、寸法、材質などが統一された互換性のあるパレットを、広範囲の利用者間で共同運用する仕組みのことです。
出典元:JIS Z0111:1017より引用

フォークリフト(トラック)

フォークリフト(トラック)とは、フォークなどを上下させるマストを備えた自走式荷役運搬車両全般の呼称です。
出典元:JIS D6201:11101より引用

物流管理指標(物流KPI)

物流管理指標(物流KPI)のKPIとは、「Key Performance Indicator」の略称です。KPIは日本語では「重要業績評価指標」といいます。企業においてはさまざまな指標を用いますが、その中でも重要な(Key)指標のことを指します。「物流管理」がうまくいっているのか判断するための「指標」が、「物流管理指標」です。「物流KPI」とも呼んでいます。物流管理指標は大きく3つに分けられます。
(1)コスト・生産性
(2)品質・サービスレベル
(3)物流条件・配送条件

ホワイト物流推進運動

ホワイト物流推進運動とは、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的とし、
(1)トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
(2)女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現
に取り組む運動です。
企業は、取組方針、法令遵守への配慮、契約内容の明確化・遵守、運送内容の見直しなどを内容とする自主行動宣言の提出・公表・実施を通じて、運動に参加することができます。

ま行

モーダルシフトとは、まとまった量の地域間幹線貨物輸送をトラックから鉄道または内航海運へ転換することをいいます。トラックと連携して複合一貫輸送を推進することで、道路交通の混雑緩和、大気汚染などの環境問題への対応を目的としています。
出典元:JIS Z0111:3003より引用

や行

ユニットロード

ユニットロードとは、複数の物品または包装貨物を、機械および器具による取り扱いに適するように、パレット、コンテナなどを使って一つの単位にまとめた貨物をいいます。この目的に合致する1個の大形の物品に対しても適用します。貨物をユニットロードにすることによって、荷役を機械化し、輸送、保管などを一貫して効率化する仕組みをユニットロードシステムといいます。
出典元:JIS Z0111:1009より引用

ら行

リードタイム

リードタイムとは、発注してから納入されるまでの時間のことで、調達時間ともいいます。素材が準備されてから完成品になるまでの時間をいう場合もあります。
出典元:JIS Z8141:1206より引用

ロジスティクス

ロジスティクスとは、物流の諸機能を高度化し、調達、生産、販売、回収などの分野を統合して、需要と供給の適正化をはかるとともに顧客満足を向上させ、あわせて環境保全、安全対策などをはじめとした社会的課題への対応を目指す戦略的な経営管理のことです。
出典元:JIS Z0111:1002より引用

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